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Making jewelry June19th.

ABOUT:
”Hideous kinky in Sa sazuka Two boys の続き”

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DIARIES  
Re:制作日記

シャンプー台に横たわって、髪の毛を洗ってもらっているとき、彼がさりげなく身体を押しつけてくるのでございます。たとえば壁に取り付けた棚からトリートメント剤を取るときなどに。ちょっと動いて取りにいけばよろしいものを,わたくしに覆い被さって手を伸ばして取るのでございます。わたくし気をよくしまして、もしかして、わたくしに気があるのかしら?と思いまして。フフフ。
わたくし、顔にかけられたガーゼを外して、彼の働く様子を見ていましたの。
わたくし、ガーゼをかけられるのが好きではございません。彼は、はずれたガーゼに気がついて、顔にかけるのですが、わたくし、またはずしてしまいますの。
そのうち彼も、あきらめてガーゼをかけないようになりました。
はじめのうちは、彼も、顔にかかる水滴をまめにタオルで拭いてくれたのですが、そのうちひどく濡れたときだけ拭くようになりました。
シャンプーするときのあの指の力強さといったら!
わたくしすっかり虜になりました。中毒といってもよろしいかと存じます。
指が脳を刺激いたしまして、それが段々と身体の隅々までいきわたって、それはそれは快感なのでございます。
痒いところはございませんか?と彼が尋ねるのですが、いつまでも洗っていて欲しくて、痒いところだらけでございますと申したいところですが、そうもいえずにいつも、いいえと、答えてしまいますの。
髪の毛を乾かしてもらった後に、マッサージをしてくれるのですが、それがまた気持ちよろしくて、彼の手が二の腕に下りてくるとき、あまりの気持ちよさに声をあげそうになるのをグッとこらえるのでございます。
彼も心得たもので、わたくしが声を上げそうな頃合いをとらえて、一瞬、指に込めた力を少し強めて止めるのでございます。鏡の中でお互い見つめ合うのでございます。いつまでもいつまでもやめないでと願うのですが、マッサージは、直に終わってしまいます。
彼の指が素敵で、髪の毛をいじってもらっている間中、目で指の動きを追ってしまいます。彼の身体のどこが一番好き?ときかれたら、迷わず指とお答えいたします。この人を家に置いて専属にしたいところですが、そうもいきませんので、毎日のように美容院に通っているのでございます。

シャンプーといっても毎日指名だと、お金かかりますよね?ナミちゃん。

ロマンスにはお金がかかるものでございます。

ロマンス!ナミちゃん。

もうひとりの方は?ナミちゃん。

ボーイ#2は下宿人でございます。
下宿人!いまどき下宿人ですかあ〜?ナミちゃん。(おいおい、ナミちゃんたら)左様でございます。父が存命中は、俺を大家にするな!と怒りましたもので、そのようなことはできませんでしたが、父が亡くなった後に、大学生の彼が、離れに住むことになりました。
その方は今は?ナミちゃん。
大学で教師をしております。
大学教授。ナミちゃん。
左様でございます。

この、小説のような語り口!
ひとり語り続けるO嬢の気持ちよさげなこと!
ナミちゃんとわたしは、場面を想像し、お互いの肘をつっつきあいながら、とき
に、にへにへしながら彼女の話をきいていた。

―続く





Making jewelry June10th.

ABOUT:
”金曜日から 月曜日のあいだに”

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DIARIES  
Re:制作日記

きょうは、ヨタ話ではなく、真の制作シトリン日記から始めます。

石留めをしていて、とどめの爪倒しをしているとき、石を割ってしまった。それも、値段が高い方の石(楔型の)を。かなり打ちのめされて、しばらく石になっていた。声にはださず(誰も聞いていないし)、心の中で、「あああああああぁぁ〜」といっていた。不注意な性格を呪った。

今までに割った石は、捨てずにとってある。
たくさん、たまったら(たくさん、たまらないことを願う)、江ノ島の土産屋で売っている、貝を散りばめた小箱の手法で、オブジェを作ろう。

石留めが、うまくいったほうのミルキイアクアのピアスに、ワイヤーパーツを付けて仕上げた後、昨日酒を飲みながら観ていたので、途中眠ってしまっテ、ストーリーを追いきれなかった、”FLAWLESS”を、きょうは眠らずに観た。ブルックリンのイタリアンネイバーフッドにある、アパートメントホテルが舞台だ。
市長がコッチからジュリアーニに代わったころ?

登場人物が、映画の場面を引用する。

あら<羊たちの沈黙>ね。(だんまりを決め込んでいるロバート・デニーロに、舞台に立つとき、赤毛の鬘をつけているドラッグ・クイーンのラスティがいう)

■<デンジャラス・マインド>のミシェル・ファイファーのように(救済する)

■<マイ・レフト・フット>なのね。(事件に巻き込まれ、右半身不随になったR
・デニーロにクイーンの一人がいう)

■<ルーツ>(R・デニーロの派遣リハビリトレーナーの黒人(グッドルッキング
)をR・デニーロの同僚白人警官がこけにする)

■<美人劇場>のラナ・ターナーのように(気丈に!しっかり!ラスティが自分を
励ます)
<ノートルダム・ド・パリ>(あんたより不幸なわたし好みの男が、ワイルドな
美女に恋する物語よと、クイーンの一人がいう)

■クイーンのラスティがグレース・ケリーの<裏窓>のように追ってくる悪党から
裏階段を逃げる。

というふうに。

わたしが好きな場面。

#1 開けはなったドアからアコギを奏でる男が見えて、終わったばかりのシークエンスを、男が即興で歌う。♪シェリー、シェリー(名前はでたらめ)、俺をこけにしやがって、フランス旅行にも連れていったのに、俺を捨てやがって、、、、
違う場面では、♪ジギー、ジギー(名前はでたらめ)、俺をこけにしやがって、服を買ってやったのに、悪党にバイクを倒された俺に、けりをいれて去ってしまった、、、
こういう、アホな場面が大好きです。

#2 ラスティが、ドレスと同じ色のグリーンブルーのピンヒールで、ハゲの悪党の額に一突き、額にピンヒールのあとがつく。小気味いい。

#3 リハビリのため、R・デニーロが、ラスティに歌のレッスンを受け、かなり歌えるようになった場面。♪ファアグ、ファアグ、なんとかかんとかでなんとか〜ダダダダダダダ(キィボード音)バナナ、バナナ、なんとかかんとか〜ファアグ♪ディック、ディック、なんとかかんとか〜ダダダダダダ(キィボード音)バナナ、バナナ、なんとかかんとか〜ディック言葉を入れ替えて(すでに入れ替わっている)、いつまでも歌っていそう。

え?なんのことかわからない?そうでしょうね。すみません相変わらずアホで。
映画観てください。

JOEL SCHUMACHER作品です。

ノースリーブのTシャツで外に出たら、思いの外寒かった。
はおる物をとりに、家に戻ろうか、どうしようと思いつつ歩いているうちに、甲
州街道に出てしまった。友達に会った。

”どこにいくの?”友達。
”遊びに”わたし。
”どこへ?”友達。
”青山”わたし。
交差点で別れるとき、”それ貸してくれない?”と、友達が着ていたジージャン
を指さしていってみた。
”え?これ?ギャップのだけれど、いいの?”といいながら、脱いで貸してくれ
た。

翌日、友達が電話をくれて、こういった。

”昨日、別れたあと、しばらくボーっとして、なんだか不思議な気分だった”
”どうして?あっけにとられたの?”わたし。
”そうそうそう!あんな体験は初めてだった”

こんなことは、またあるかもしれないよ。

クラブで、呼んでくれた友達が、O嬢も真っ青な人が来ているよと、紹介されたその人は、全身ピンクの服を着て、花飾りのある帽子もピンク、ジャンクなアクセサリーをジャラジャラつけていた。PINKーRO嬢ですね。彼女は、問わず語りにボーイフレンドの話を始めた。そのうち話は、イタリアに飛び、イタリア語が混じってきた。

クラブには、不思議な人がいるものだ。

後でわかったが、彼女は、友達の親友、N樹さんのマブダチだという。
こんな人とマブダチだなんて、N樹さんは素敵な人だ。
友達の幅は、広い方がいい。
老若男女、異性愛好者、同姓愛好者、両性愛好者、アンドロジィーナス、などなど。

彼女は、まほちゃんと、呼ばれていたので、”なにまほちゃん?”と、友達にたずねたら、”まほろばのまほだよ”と、大笑いされた。失礼いたしました。歌人で大先生なのだ。

<まほろば>は、やまとことばで、<真秀>の意味だそうだ。(小学館国語大辞典)





Making jewelry June1st.

ABOUT:
”"Hideous kinky in Sasazuka <Two boys> ”

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Re:制作日記

観音通りの入り口にある食料品店<セイダイ>が気に入っている。
若者が立ち働いていて、店内にはレゲエが流れている。
睨め回すオヤジはいない。
この店は、どうやら、三宅島出身のなんとか正大という名前の若者がやっているらしい。
5月に開店2周年を迎えた。
もっと、はやくに、この店で買い物をしていればよかった。
間口が狭くて奥行きのある店内に、実用的な食品がびっしりと置かれている。伊豆七島直送の鮮魚、干物、くさや、酒、明日葉などがあり、野菜が安い。
正午から夜の12時までやっている。
宣伝やディスプレイにお金をかけず、その分安くしますという、実のあるマーケテイングがいい。どの若者が正大さんなのか?
いつも青い半纏を着ているスキンヘッドの人が、その人だとふんだ。
牛乳とオレンジマーマレードを買って店を出たら、ジム仲間のサトコちゃん(テニス選手、コーチ)に会った。
彼女も、この店が気に入っているという。彼女と店先で、四方山話をしているうちに、目の前にあるツタヤが目に入った。さっき、ユニクロ前で別れた文化庁が絶賛していたヴィデオのことを思い出した。
それは、中野貴男監督<さわりーまん金太郎>という作品で、
文化庁の評;(普通の)エロヴィデオを越える。みてないの?絶対みなきゃ。凄すぎてオナニーできない。
そのことをサトコちゃんに話すと、”みたい!みたい!ゆみこさんが借りて、サトコに回してくださいよ”この人は、自分のことを三人称でいう。
普通のエロヴィデオも(ちゃんと)みたことないのに、いきなり凄いのをみていいのか?
男は、視覚で興奮する性らしいが、女は実践した方がいいような気がする。
二人でツタヤに、それを探しに行くことにした。
カーテンで仕切られたコーナーにサトコちゃんを案内した。わたしは、そこに入ったことはなかったが場所は知っていた。”へえ〜こんなところにあったんですねえ〜”
サトコちゃん。
”あややの偽物がいる!”この人、あややがすきなのだ。”アユのまねしてる!
”サトコちゃんは驚きの連続だ。この店は作品が作家別にな?いず、カテゴリー別になっていた。<さわりーまん金太郎>は、見つけられなかった。残念。
”わたしたちがいると男の人が入ってこられない”サトコちゃん。
店を出た。
わたくし愛人が二人いますの。
おお〜!きたあ。ナミちゃんとわたしは、顔を見あわせた。
O嬢だ。
わたくしの不幸は、歳を重ねるに連れて、好きになる男の人との年齢の開きが大きくなることでございます。(オヤジが嫌いなのね)
今日のO嬢は、黒7部丈パンツ、チャコールグレイのキャミソールに、白レース、ウェスト丈のブラウスを重ねている。一粒ダイヤのネックレースにダイヤのピアス。素足に踵の低い赤のサンダル。ペディキュアはブルー。キャメル色革メッシュトートバッグから長葱がのぞいている。
わたくし、肉体労働者が好きでございまして(わたしも)、筋肉がパンパンした身体にTシャツ、裾がふくらんだパンツ(土方パンツね)、頭にタオルを巻いた若い男の人を見ると、吸い寄せられるような気持ちになるのでございます。
欧子さんの彼は、土方なんですか?ナミちゃん。
ボーイ#1は美容師でございます。
(いままでの話は、どうつながるのか?単に肉体労働の若者が好きだといいたかっただけなのか?)
美容師!欧子さん行きつけの。彼にシャンプーしてもらって、指の力強さにぐっときたんでしょう?ナミちゃん。
左様でございます。よくおわかりですこと。この指の力強さを味わうために、わたくし毎日シャンプーで、彼を指名いたしました。(ワウウ〜、お金があったら、わたしもしたい、シャンプー指名)
そうこうしているうちに、わたくしたち、恋仲になりまして。
恋仲!ナミちゃん
この人、結婚していまして
不倫!ナミちゃん(わかりきったことをいちいち言葉にするな!)
彼と会っているときは、そのうち彼が帰っていくことを予測して悲しくなり、彼と会っていないときは、結婚相手と過ごしている彼を想像して、悲しくなるのでございます。
(やりきれないね〜)
─続く



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